屋敷西側のサワラを含む境界林を兼ねた防風林は、防風・景観づくり上、有用な要素となっており、いわゆる「農・用の美」の好例であります。特に主木であるサクラは、幹囲4.7mの巨木で、樹齢も200年を超えると推測されます。樹勢は旺盛。サワラとしての円錐形の自然樹形が良く保持されています。また、屋敷北側のスギ林等からなる丘陵、南側の道路を隔てて耕地と小川を配する村落構造は「ヤマ-ムラ-ノラ-カワ」型の典型的な中山間地農家の構えであり、農村の環境づくりの好例として地域環境の保全へ向けた役割を担っています。
屋敷西側のサワラを含む境界林を兼ねた防風林は、防風・景観づくり上、有用な要素となっており、いわゆる「農・用の美」の好例であります。特に主木であるサクラは、幹囲4.7mの巨木で、樹齢も200年を超えると推測されます。樹勢は旺盛。サワラとしての円錐形の自然樹形が良く保持されています。また、屋敷北側のスギ林等からなる丘陵、南側の道路を隔てて耕地と小川を配する村落構造は「ヤマ-ムラ-ノラ-カワ」型の典型的な中山間地農家の構えであり、農村の環境づくりの好例として地域環境の保全へ向けた役割を担っています。