サワラ・スギ林
サワラ・スギ林
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指定番号:21

サワラ・スギ林

村を見おろす境内のサワラ・スギ林は幹囲5.5mのスギ巨木を最大とする大径木林です。スギは積雪に適応したウラスギ系で樹皮は若々しくて傷みがなく樹勢が旺盛です。そのスギの間にサワラが混生植栽され鳥居奥のサワラ巨木は落雷で樹冠部が損傷していますが幹囲5.2mで人目につきます。サワラはヒノキの樹形に似ていますが葉が小ぶりで葉裏の気孔線がヒノキのY字形に対してX字形なので区別できます。ヒノキは温暖地域で植栽されますがサワラは耐寒性があって阿武隈山地中央部で植栽されます。

基本情報

所在地三和町差塩字大久保(諏訪神社)
指定年月日平成18.12.15
面積約1,800㎡