園芸相談_イチヂクについて

【相談内容】
イチヂクを庭に植えて、何もしなくても実がなると言われたが、1個もならなかった。
どうしたら、実がなるか。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 おそらく苗木を植えて1年目と思われます。イチヂクは、大きく西洋イチヂクと、日本イチヂクに分けられます。違いは、日本イチヂクは、葉が3裂するものが多く、耐寒性もマイナス12~13℃と強いこと、逆に西洋イチヂクは、葉は5裂以上で細かく裂けて、耐寒性は弱く、前年枝につく夏果は寒さで枯れてしまうことが多く、寒冷地での栽培は適さないものが多いことなどです。
 それぞれ、夏果専用、秋果専用、夏秋両用の品種がありますので、カタログなどで注文する際は、
よく調べて選んでいただくと良いと思われます。
 一般にイチヂクとして栽培されるポピュラーなものは、西洋イチヂクタイプの桝井ドーフィンで、
いわきで営利生産されているものもこの品種です。苗木として最も多く売られています。この品種だと、前年枝の花芽は、いわきでは、枯れてしまい、なったとしても秋果のみになります。
 ただし、夏以降に枝を切ってしまうと、秋果はなりませんので、何もしていないなら、原因はまだ苗木が小さすぎて花芽がつかなかったと考えるのが妥当かと思われます。
 冬の剪定では、前年枝を2節残して節の間で切るようにします。3月に芽出し肥を与えると良いでしょう。

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