園芸相談_ミカンの木について

【相談内容】
ミカンの木を庭に植えているが、昨年はたくさん実ったのに、今年は、実がとても少ない。どうしてか?
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 ミカンの仲間のカンキツ類は、とても花芽が多くつきやすい植物で、実際に木に対してならせてよい実の数の数倍の花が咲きます。
 もちろん、すべての花が受粉して実をつけるわけではないですし、途中でつきすぎた実は、生理落果といって、自分で実を落とし数を調整しています。
 それでも、本来、木の大きさや、ついている葉の量に対してより多くの実がついてしまうのが特性ですので、もったいなくても、まだ、実のちいさい青梅くらいの時に摘果して人工的に数を少なくしてやることが必要です。
 たくさん実をつけることは、子だくさんのお母さんと同じで、大変疲れてしまい、体力が落ちて、
次年の花つき実つきが悪くなってしまうのです。これは、木に蓄えられた栄養が消耗して少なくなるためと言われています。
 ですから、一年おきに成る年と成らない年のある表裏のある隔年結果という状態が起こりやすくなってしまうのです。
 これを防ぐのは、摘果と、枝の中心までしっかり光が入るようにする、枝透かしの剪定、さらに、適度の施肥です。放っておいては表裏がつきやすくなります。みかん以外の果樹でも同じことが言えます。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク