園芸相談_鉢植えのヒメサユリについて

【相談内容】
去年、球根を買って、鉢で花を咲かせたヒメサユリが、鉢に植えたままになっているが、このまま何もしなくても花は咲くか。
【相談者】
70代以上 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 ヒメサユリは、会津地方や山形、新潟などの豪雪地帯に自生する、日本固有のユリです。小さなピンクの花を咲かせる姿は、別名『オトメユリ』とも呼ばれるように、可憐な野生ユリです。山深く、夏の涼しい地方の植物であるため、平暖地での栽培は、暑がって球根が腐ったり、早くに葉が枯れてしまい、毎年弱ってしまったりと、2~3年で消えてしまうことが多いものです。
 鉢植えでは、十分に水はけのよい山野草用の培養土で、植わっていれば、鉢の置き場所が夏涼しい東向きなら、うまく夏越しして、花後も緑を秋遅くまで保つことが出来ます。そうすると、球根も太り、来年も花を咲かせられるようになります。
 この時期のユリの仲間は、まだ、植え替えが可能なので、鉢から出して、球根の状態を調べて、乾かさないよう、すぐ新しい用土に植え替えしてやるとよいでしょう。
 そのままでも、球根が腐っていなければ、咲く場合もありますが、ずっと植え替えないでいると、土が根詰まりを起こして、夏に腐りやすくなりますので注意が必要です。

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