園芸相談_庭植えのクリスマスローズについて

【相談内容】
庭植えのクリスマスローズが、大株になってたくさん花をつけていたのに、急に株も小さくなって、花も咲かなくなってしまった。どうしたらよいか。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 大株で見事に咲いていて、次の年に小さくなり花数も少ない場合、まず疑われるのは、花がらつみを行わず、たくさん咲いた花にたくさん実を付けてしまった場合です。
 クリスマスローズの一見花びらに見えているのは、ガク片ですので、通常の花のように花が終わっても散ることはありません。めしべ、おしべのまわりに小さな筒状の器官がついているのが、密腺と呼ばれる本来の花びらの変化したもので、これは花が古くなってくるとおしべと一緒に散ってしまいます。
 かくして、めしべとガクが残り、通常、ハチやアブなどが飛んでいると自然に交配が済んでめしべのもとの子房が膨らみ豆のさや状になり6~7月に黒い実がつきますので、それにより株が消耗して、次の年の花つきが悪くなったり、株が小さくなったりします。
 花のあとは早目にめしべをひねるようにして、元から取ってやるようにします。タネをつけないでおくと、コンスタントに花が咲くようになります。交配してタネをとるときも全てにつけるのではなく、1年立ちなら1花、数本立ちなら数花だけにつけます。

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