園芸相談_ツル細工に使うツルについて

【相談内容】
昨年、アケビのツルでツル細工を作ったら夏にカビが生えてしまった。
どうしたらきれいにおいておけるか。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 ツル細工に使うツルは、冬の休眠時に樹液を上げていないときに採集するのが最も適しています。それは、冬は貯蔵成分が多く、組織が固く充実しており相対的に水分が少なく腐りにくいためです。アケビ、フジ、クズなどでも同じです。
 一般には、冬の休眠時に行う剪定の時期、1~2月に採集すると剪定を兼ねて行えるので理想的です。庭にあるものでは、キウイ、ブドウのツルやモッコウバラ、スイカズラなども行うことが出来ます。山で採集する場合もこの時期は、落葉樹は葉を落として森も明るくなり、ヘビもいませんし、ツルを探しやすくなるので最も適しています。
 採ったら太さごとに分けて、円形にからめて保存しておき、利用する前日に水でもどしてやわらかくし、細工に使います。
 昨年使ったのは初夏頃の成長している若い枝とのことなので、生育期間に採集したツルは、保存がきかないので細工物には不適です。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク