園芸相談_シクラメンの原種 ヘデリフォリウムの上手な育て方について

【相談内容】
シクラメンの原種ヘデリフォリウムを以前植えて枯らしてしまったが、どうしたらうまく育てられるか。
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 シクラメン ヘデリフォリウムは、かつて、ネアポリタナムと呼ばれていた原種シクラメンで、二十数種知られている原種の中で最も耐寒性、耐暑性のある丈夫なシクラメンです。ヨーロッパの庭園では、落葉樹の下などに群植されることが多く日本でも条件の良いところなら、十分にこぼれダネで増えて、自然に群生します。
 もともと同じシクラメン属の中でもヘデリフォリウムは秋咲きであることが大きな特徴で、9月頃から葉の伸びる前に花芽があがり開花を始めます。ちょうど日本でヒガンバナが葉のないときに咲くのに近いイメージで、コルチカムなどとも同じサイクルです。
 成功のコツは、球根を埋めること。つまり通常の鉢物のパーカシム種は、球根を出して育てるのが一般的ですが、ヘデリフォリウムは、鉢でも庭でも3~5cmくらい球根を土の中に埋めることと、夏は出来るだけ涼しい半日陰になる落葉樹の下で休眠させるか、水を控えて半休眠で育てるとよいでしょう。庭では、水はけの良い斜面に植えるようにします。肥料は生育期に液肥または、暖効性の置肥を少量与えます。

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