園芸相談_アシュラとは何の仲間か

【相談内容】
多肉植物でトゲは痛くないが、サボテンのような形の茎で、赤茶色のヒトデのような花の咲く植物で”アシュラ”という名だが、いったい何の仲間か。
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子先生 (園芸アドバイザー)
 お尋ねの多肉植物は、ガガイモ科のHuerunia pillansii(フェルニアピランシー)”阿修羅”のことと思われます。
 ガガイモ科の植物の中には、お尋ねのような鬼の金棒のような茎を持ち、ヒトデや鐘型の花(大部分は、黄褐色~赤茶色で、虎模様やキリン模様のアニマル柄であったり、毛が生えて、グロテスク?で美しい?)を咲かせるものです。
 近縁には、Stapelia Hoodia(スタペリア フーディア)があり、この仲間の好きなマニア(かなり熱烈な)が世界中にいます。フェルニア属は、アフリカを中心に約55種が知られています。
 フェルニア ピランシーは、南アフリカ ケープ州原産で、発見者である南アフリカの植物学者Pillans(ピランズ)の名を冠したもので、細かい針のようなものをたくさんつけて基部から黄褐色の地に赤茶色の細かいイボイボ状の毛のようなものをつけるヒトデ型の花を咲かせます。
 日本への紹介は、昭和の初めの頃で、多肉植物としての日本での名は”阿修羅”です。トゲトゲの多い形状からつけられたのでしょうか。育て方は意外に楽な方で、凍らない程度に冬は水やりを控えれば、外でマイナスになっても大丈夫です。

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