園芸相談_カポックの挿し木について

【相談内容】
鉢植えのカポックを増やしたいが、冬には挿し木はできないのか?
【相談者】
40代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 (ホンコン)カポックと通称されているものは、本来の名前はヤドリフカノキで、ウコギ科フカノキ属の植物です。本当のカポックはパンヤ科(キワタ科)の植物で、こちらは「星の王子様」で有名なバオバブの木や、同じ観葉植物のパキラの仲間です。最近は混同を避けて、シェフレラと属名で呼ぶことが増えています。
 もともと台湾~中国南部に自生があり、観葉植物の中でも耐寒性、耐陰性が強く、凍らせなければ冬越しは可能なので、通常室内にさえ入れておけば寒さで枯れることはありません。ただし、冬に挿し木をするには温度が不足するため、発根に長く時間がかかったり、途中でダメにする恐れがありますので、最低気温15℃くらいの高気密高断熱の暖かなお宅や温室がある場合を除いては、春以降5~7月、9~10月の適期に行うのが良いと思います。ただし、たくさん枝がある場合には、ダメもとでやってみるのも良いでしょう。
 土は市販の挿し木の土、または赤玉・鹿沼小粒、バーミキュライトなど、清潔で水はけ水もちのよいものを使い、挿した鉢をビニールの袋などで覆って保温・保湿をはかって下さい。葉は面積が大きいので、1/2~1/3にカットして水あげして、切口にルートンなどをつけて挿すと良いでしょう。また、取り木も可能です。

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