園芸相談_多年草のタネまきのコツとその応用

【相談内容】
盆栽の下草の飾りに山野草を育てているが、タネをまいても上手に育てることができない。
山野草のタネまきのコツを教えてほしい。
【相談者】
70代以上 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 山野草と一口に言っても種類がたくさんありますので、一般的な多年草のタネまきのコツとその応用ということでアドバイスします。
 まず、温帯、冷温帯に自生する多年草の多くのタネまきの適期は大きく2つあります。春まきと秋まきです。タネは実が熟したら、量が多い時は紙袋などに入れ、種類、品種、採種年月日をつけて、春または秋の適期(彼岸頃)まで、冷蔵庫の野菜室で保存します。
 サヤに入っているものは、裂開する前の黄化した段階で収穫するか、あらかじめ茶こし袋などで飛び散らないよう、袋かけしておきます。
 量が少ない場合、以前、春または秋にまいて発芽が不良であったものはそのまま採りまきとします。これはタネにより時間が経つと、休眠が深くなり、発芽不良となったり、乾燥により発芽能力の低下するものがあるためです。
 用土は赤玉土小粒、硬質鹿沼細粒、ピートモス、川砂、タネまきの土など、水はけ水もちよく、肥料分の少ない清潔なもので、一般に小さいタネは、土をかけないか、見えかくれするくらいのうすい覆土で、タネの大きいものは、タネの厚み分くらいかけます。
 発芽は栽培植物と比べて時間がかかり、バラバラになりますので、乾かさないことと、外で寒さにあわせると発芽しやすくなります。また、1~2年かかるものもたくさんあります。

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