園芸相談_黄色のコスモスについて

【相談内容】
普通のコスモスの黄色の花が咲く品種は、これからタネをまいて冬に咲かせられるか?
また、温度はどのくらい必要なのか?
【相談者】
40代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 玉川大学農学部で開発された、コスモスの黄花品種の第一世代にあるイエローガーデン、さらに、
より花色花形の美しくなったイエローキャンパス、オレンジキャンパス、レッドキャンパスは、黄花コスモスではない本来のコスモスの突然変異から育成された、黄色の花の‘コスモス’です。
 コスモスの別名、秋桜が示す通り、本来はメキシコ原産の短日植物で、秋にしか咲かなかったコスモスが、現在は春・夏・冬にも切花や鉢物で目にすることが多くなりました。あれ、何でだろう?と思った方も多いと思われますが、実は、改良種のほとんどが現在では日長に関係なく花を咲かせる性質に変わってしまっています。ところが、前述の黄色いコスモスの仲間は、古い短日の性質を頑固に持ち続けており、短日で花芽が形成される植物です。ですから、春にまいても秋まで咲かないのです。
 ただし、逆に温度、光条件が整えられるのなら、2月までにまけば春に開花させられます。発芽20度前後、生育温度15℃以上なら、理論的には春に花を見られるはずです。また、春にまいたものを短日処理(夕方5時頃~翌朝8時頃まで暗黒をを1ヶ月程続ける)すれば、夏に花を咲かせられます。

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