園芸相談_デンドロビウムの葉が落ちてしまった

【相談内容】
家で育てているデンドロビウムの葉が落ちてしまったが、根腐れしているのか?
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 デンドロビウムは、洋ランの中でも1500種あまりの野生種を有する最も大きな属のひとつです。
日本にも松島のセッコクで知られる最北の分布があり、熱帯アジアを中心に、西オーストラリアまで広く分布しています。
 栽培種のデンドロビウムは、最も一般的なのがノビル系で、ピンク、白、ローズ、黄と多彩な色があり、株立ちの豪華な大鉢から、最近ではバルブ1本に花を咲かせた手のひらに乗るようなサイズまで、仕立て方も多くのバリエーションがあります。他にも、より高温を好む切花でおなじみのデンファレ、小型で育てやすいキンギアナム、夏咲き白の大輪のフォーミディブル、寒さに強いセッコクの交配種などさまざまですが、お話のデンドロは竹のような節になるもので、その節々に花がつくタイプとのことなので、代表的なノビル系のものと思われます。
 葉が落ちてもバルブ(竹のようなふくらんだ茎)が緑色でしっかりしていれば根腐れではなく、古いバルブの自然の落葉ですので心配いりません。花芽はその節についているはずなので、これからは急に暖かなところに入れずに、11月の上~中旬の明け方5℃くらいの冷気に当ててから室内に取り込みます。また、肥料はこれからは与えず、水やりもかなり乾燥気味に管理して下さい。小さなふくらみは室内に入れるとどんどんふくらんでくるでしょう。

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