園芸相談_植物についたアブラムシの駆除について

【相談内容】
パンジーの葉や花にアブラムシがたくさんついているが、どうしたらよいか?
【相談者】
40代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 アブラムシは、誰もが知っている草花や木につく害虫ですが、実は大変に種類が多く、その生態も驚くほど不思議なものです。特にパンジーなどにつくことの多いのはモモアカアブラムシですが、春~夏はメスだけで単為生殖を行い、越冬前にオスが出現して交尾により卵を産みます。ただし、地球温暖化や住宅の断熱性の向上などにより、冬でもどんどん繁殖するようになっています。
 まず、一番は予防で、発生前からオルトラン粒剤などの浸透移行性の殺虫剤を株元にまいておくか、農薬が苦手という方は木酢液などをうすめたもの(商品により濃度が濃くなるので、必ず倍率は確かめてから使うこと)を1週間に1度程度、定期的に散布するようにします。また、施肥が過剰になると、特にチッ素が多いと発生を助長しますので、アイビー化成などを大量に使わないよう注意します。また、強くしおれさせたりすると繁殖スピードが増しますので、水の管理も十分に行って下さい。
 現在たくさんついている場合は、オルトラン粒剤をまいて殺虫しておくと、約1ヵ月ほど効果が持続します。少量の発生の場合は手でつぶすか、スプレー式の殺虫剤も使うとよいでしょう。

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