園芸相談_金のなる木について

【相談内容】
「金のなる木」と一般に呼ばれる植物は、何の仲間で、本当の名前は何というのか、育て方などを教えてほしい。
【相談者】
70代以上 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 もともと‘金のなる木’は、ベンケイソウ科のクラッスラ属の植物で、この属は南アフリカ~マダガスカルなどに300種ほどが知られています。通称‘金のなる木’はクラッスラ・ポルツラケアのことで、‘花月’ の名で多肉植物として育てられてきました。種名のポルツラケアはポーチュラカからきており、スベリヒユの仲間に似ていることによります。今でも正式名称は‘花月’ですが、市販されているときは‘金のなる木’の方が圧倒的に多いと思われます。
 育て方は、本来多肉植物ですので乾燥に強く、また他の多肉より多湿にも強く、耐暑性、耐寒性いずれも強いものです。よほど水を毎日やりすぎたりしなければ枯れることはありません。冬越しも水を控えて、室内の明るい窓辺などに置けば痛むこともありません。花は、ある程度の大きさにならないと開花しません。
 また、夏以降に花芽ができますので、切りつめ剪定は春の花のあとすぐに行って、肥料はリン酸の多いものを与え、夏に水を切って育てると花つきがよくなります。秋以降は肥料も水も控え気味に育てると、耐寒性も増します。

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