園芸相談_カサブランカの球根の掘り上げ時期について

【相談内容】
ユリのカサブランカを庭に植えているが、掘り上げるのはいつがよいか?
【相談者】
70代以上 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 まず、ユリは必要がなければ据え置いて栽培することが好ましい球根ですので、分球して植え広げたい、別の場所に移動したい、というのでなければ掘り上げる必要はありません。もし、移植が必要ならいつがよいかというと、地上部が枯れ始まるまで待って行うのが理想的です。つまり、茎や葉が緑色のうちには球根へのデンプンの蓄積が可能な訳ですから、それを無理に断ち切るのはもったいないということです。
 病気や栽培の不備などで早くに枯れた場合は、茎が完全に腐るとどこに植わっていたのかわからなくなるので、早目に掘り上げて球根の様子を確かめた方がよいですが、緑色をしているうちは、まだ球根が太る余地がありますのでそのままにしておき、できれば9月中に薄い液肥を2~3回与えると球根の太りがよくなりますので、実行されるとよいでしょう。
 また、球根は掘り上げたら乾燥させずにすぐに植えつけること、チューリップなどの皮のある球根と異なり、乾きに弱いですので、移植する先を作って掘り上げるか、時間がかかるときは湿らせた砂やオガクズに埋めておきます。

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