園芸相談_パイナップルの育て方について

【相談内容】
パイナップルの果実についた葉を鉢に挿しておいて、先日実がなって収穫したが、そのあと下から芽が3本伸びている。
もう一度収穫するにはどうしたらよいか?
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 果実の上にある葉は、ちょうど王冠のように見えるため「クラウン」と呼ばれ、収穫後株が枯れて、その根元から発生する側枝を「サッカー」と呼び、いずれも次の収穫のための苗木として使えます。
 パイナップルなどのアナナス類は、株分けのときに根がついていなくても、土に基部を埋めておくだけで発根し、容易に増殖できます。同じ熱帯作物のサトウキビ、キャッサバ、ヤムイモ、タロイモ、サツマイモなどと同じです。
 栽培に適した土壌はやや酸性の砂壌土で、川砂、ピートモスを混ぜたものを使うとよいでしょう。クラウンで22ヶ月、サッカーで15ヶ月が根付けから収穫までの目安とされます。花芽形成を促進するのにエチレンガスが有効とされていますので、発根して株が十分に育った春に、ビニル袋などにリンゴやバナナなどを入れて催芽処理を行うと花つきが早くなると考えられます。試していただくとおもしろいでしょう。

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