園芸相談_コケ玉の作り方について

【相談者】
コケ玉を作ろうと思い、自己流で作ったが、コケがうまく張りつかず、その後茶色くなって枯れてしまった。
コケの張り方が悪いのか?それともコケの種類が悪いのか?
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 お話では、ケト土に赤玉土を混ぜた土を使い、市販の乾燥苔(スナゴケ)、自宅の庭などに生えたギンゴケなどを使って作ったとのこと。まず、自宅のコケを使ったときの状況から判断すると、コケの下処理と張り方のいずれも問題があるようです。
 よく側溝のフタなどに盛り上がるように生えるギンゴケなど、短く密にこんもりと生えるコケは(盆栽などに使うシラガゴケ、ヤマゴケなども)、土をしっかり落として植え付け場所にピンセットで上から押し付け、張るというより植えつけるように、十分に密着させないと定着できません。コケ玉に使うときでも、ケト土に埋め込むようにしっかりと植えます。はがしてきたときのまま張ると、たいていは赤茶色になって枯れてしまいます。乾燥苔も商品によりますが、十分に密着させることと、水やり(空中湿度を保つことも必要)をしっかり行うことで生きた状態に戻り、定着します。
 コケ玉初心者が最も扱いやすく栽培しやすいのは、ハイゴケという、横に広がり、シート状に育つコケです。最も普通に見られる、日当りの好きなコケです。きっとお庭にも生えていると思いますので、よくご覧になって下さい。これならおにぎりにのりをまくように扱えて、最後に糸をまいて固定すれば定着します。

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