園芸相談_イワタバコの育て方について

【相談内容】
知り合いからイワタバコの花の咲いた鉢をもらったが、育て方がわかりません。
また、増やし方も教えて下さい。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 イワタバコは、ちょうど梅雨時期に鮮やかな紫色の星のような花を、大きなみずみずしい葉を広げた中から花茎を立ち上げ、散りばめたように咲く可憐な山野草で、初心者でも育てやすく、人気のある植物です。自生は本州、福島以南で、いわきでも渓谷沿いの岩のコケの生えた湿り気のあるところにちょうど今頃花をみることができます。水のしたたる緑の壁から紫色の小花がたくさん咲いている様子は、外界の暑さを忘れさせる別天地の趣さえあります。
 基本的にイワタバコ科の植物は、セントポーリア、ストレプトカーパス、グロキシニアなど南方系のものが多いですが、イワタバコはいわきでは外で十分冬越し可能です。ただし、湿り気のある半日陰が好きですので、直射光のガンガン当たるところではなく、庭の大きな木の下の涼しい半日陰か、日陰のないお宅ではヨシズや寒冷紗の下で育てることが必要です。
 増やし方は、5~6月に大きな葉を1/2~1/3にカットして挿すと元のところに小さな芽が出てきて、それを育てると増やすことができます。挿し床は鹿沼の細粒などがよく、涼しい半日陰で乾かないよう管理します。
 秋遅くに葉は枯れてシワの多い冬芽が出きます。植え替えは春に行い(硬質鹿沼、赤玉ミズゴケなど)、葉のないときも芽根は生きていますので、水やりは忘れないで下さい。
 

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