園芸相談_クレマチスの花後の切りもどしについて

【相談内容】
庭のクレマチスの花が終わったが、このあとどこで切ったらよいか?
品種は濃いローズレッドのプリンセス・ダイアナという、チューリップのように咲く品種です。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 プリンセス・ダイアナは、クレマチスの中でもテキセンシスというグループに属する園芸種で、交配された原種は北米原産のクレマチス・テキセンシスという、朱赤で肉厚のツボ形の花をつけるもので、冬には地上部がすべて枯れる完全な新梢咲きの強剪定を必要とするグループです。古い品種では、ダッチェス・オブ・アルバニー、グレイブタイ・ビューティー、レディーバード、サー・トレボー・ローレンスなどが同じ仲間です。これらのグループは花後も強剪定することで新梢を伸ばし、その先に新しい花を咲かせることができます。
 まず、春から伸びた新梢を地際から数節残したところ、または真ん中あたりのところまで切りもどします。このとき、花が終わって時間が経ちすぎると新梢の伸びるのが遅くなりますので、できるだけ8割がた咲いたところで早目に切って、あとは切花などにして楽しむと新梢が早く伸びてきます。
 仕立て方によって、高い位置で咲かせたいときは、花芽をもっていない節まで切りもどしてあげると途中から新梢が出てきます。また、切りもどして同時に追肥(早く効果を出すには液肥)を与えると、さらにしっかりしたつるが伸びてたくさん花をつけることができます。品種や切った場所により、1ヵ月~1ヵ月半くらいで次の花が咲きます。

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