園芸相談_アヤメ属の見分け方について

【相談内容】
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの違いがわからない。
簡単な見分け方を教えてほしい。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 いずれも日本原産の美しいアイリス(アヤメ属)の植物で、江戸期より園芸化の進んだグループです。どれも紫を主体にした優雅な花を剣のようにとがった葉をたくさん茂らせた中から咲かせ、遠目にはどれも同じように見えてしまうかもしれません。
 まず見た目の大きな違いは、花の基部に網目状の模様(綾目)があるのがアヤメです。ハナショウブ、カキツバタにはないものです。
 さらに、ハナショウブとカキツバタの大きな違いは、葉の中すじが目立つかどうかです。ハナショウブは葉の中心に中すじが隆起しますが、カキツバタは平面的で目立ちません。また、花期もアヤメとカキツバタは5月ですが、ハナショウブは6月の梅雨に入った頃から咲きはじめます。
 自生地は、アヤメが最も乾いた草原や道路沿いの土手などで、ハナショウブは湿り気のある草原、カキツバタは水辺または浅い池や沼などです。今度見るときには、花の基部の網目模様と葉の中すじをよく注意して見て下さい。

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