園芸相談_ヒメトリトマの育て方について

【相談内容】
ヒメトリトマは、どんな育て方をしたらよいのか?
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 トリトマは、南アフリカ原産のユリ科の多年草で、トリトマというのは古い属名で、現在ではクニフォフィア属に分類されている植物です。よく昔の小学校の花壇に、大きな株立ちでたくさんの細長い葉の中から、トーチのようなまっすぐな茎の先にオレンジと黄色のツートンカラーの花を咲かせていたのがトリトマ、和名(シャグマユリ)です。トリトマは大型ですが、ヒメトリトマは全体に小柄で葉も小さく、花茎もせいぜい70~80cmくらいで、花も元々のトリトマに比べると細くやさしいイメージで、姫という名がつくのがよくわかります。
 現在のヒメトリトマは原種ではなくほとんど交雑種になっており、フラワーセンターのものも花期が5~10月と長く、次から次に花を咲かせて、日当りのよいボーダーや乾燥気味のイングリッシュガーデンなどには同じ南アフリカ産のアガパンサスとともに丈夫で育てやすく、おすすめのものです。
 育て方は、日当たり水はけのよい通常の条件の庭なら、まず植えておけば年々株が大きくなり、花も一度にたくさん咲くようになります。生育に応じて4~5年に1度は、早春の芽が出る前に株分け、植え替えをするとよいでしょう。

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