園芸相談_ワイルドストロベリーの冬の育て方について

【相談内容】
ワイルドストロベリーは、冬はどんなところで育てたらよいのか?
また、葉は枯れてしまうのか?
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ワイルドストロベリーは、ヨーロッパ原産のイチゴの野生種です。通常私達が果物のイチゴとして食べているものは、北米産の野生種と、南米産の野生種の雑種から生まれた植物で、ワイルドストロベリーとは血のつながらない植物です。
 ワイルドストロベリーは、もともとヨーロッパの高緯度地方原産なので、日本での冬越しは全く心配のない耐寒性を有しています。花もほぼ四季咲きですので、建物を背にした日当りのよいところや、南向きの石垣の間など、冬でも温暖なところではぽつりぽつりと花を咲かせ続けることもあります。葉は冬でも常緑ですが、寒さに当たると美しく紅葉してくろので、紅葉した葉に白い霜の結晶がついた朝などは、それだけでとても美しい眺めとなります。半日陰のグラウンドカバーやミニ盆栽、コケ玉などの和風のテイストにもしっくりと馴染みます。
 ただし、庭の狭い方は増えすぎないよう、適度に間引いてあげるとよいでしょう。市販されている品種は、ランナーの出るタイプと出ないタイプ、葉がゴールドになるもの、白実のものなど、4~5種類あります。ランナーの出るものは早く地面をカバーできますが、広がりすぎに注意します。

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