園芸相談_オトメユリの花を早く咲かせたい

【相談内容】
オトメユリのタネをまいて、芽が出て3年目くらいになるが、まだ花の咲く大きさにはなっていない。
早く花を咲かせるにはどうしたらよいか?
【相談者】
50代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (いわき市フラワーセンター園芸アドバイザー)
 オトメユリは日本原産のユリで、別名ヒメサユリとも呼ばれ、山形、福島、新潟の雪深い山地に自生しています。名前のとおり、小型で優しいピンク色の花を咲かせるため、山野草としても人気が高いものですが、球根から花を咲かせると1~2年はよく咲きますが、だんだんと弱って消えてしまうことが多く、少々気難しいユリです。
 そこで、タネから育てると、夏の高温多湿になる太平洋岸の平地でも丈夫に育ち、比較的育てやすくなります。ただし、タネから開花までは早くても4~5年かかり、忍耐を要する植物です。
 芽が出て3年というと、うまくいくと翌年に大きいものは花を咲かせる可能性がありますので、5~6月中は日当りのよいところで、10日に1度くらい1000倍~2000倍くらいの薄い液肥を水やりかわりに与え、できるだけ葉のあるうちに球根を育てます。梅雨明け後は涼しい半日陰に移動させ、葉ダニや水切れに注意して育てるようにします。秋までに開花球に達すれば、翌年は初花が見られるはずです。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク