園芸相談_フリチラリア・インペリアリスの育て方について

【相談内容】
フリチラリア・インペリアリスを庭に植えていたが、今年は芽が出てこない。
腐ってしまったのか?
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 フリチラリア・インペリアリス、オウカンユリとも呼ばれるユリ科の球根で、クロユリやバイモなどの仲間です。栽培のコツは、その自生地を知ることです。
 原産地はトルコ、イラン、アフガニスタン、パキスタンなどの高地(1000~3000m)の岩れき砂漠で、休眠期には全く雨の降らないところです。しかも高地で温度は低いですから、日本の太平洋岸の平地の高温多湿は非常に苦手とするところです。
 せっかく植えて花を見られても、植えっ放しにするとほとんどは夏に腐ります。これを防ぐには、花が終わって葉が黄ばみはじめたら早めに掘り上げ、乾いたピートモス、バーミキュライトに埋めて、室内の冷暗所で秋まで保存するか、鉢植えなら鉢のまま、雨の当たらない北側の涼しいところで保存します。また、花が咲き終わるまで待っているのではなく、8分咲きくらいで葉の上のところで切って、切花で楽しむと球根の負担が少なくなるので、早めに花をあきらめるのも成功の条件です。また、葉が緑色のうちに2~3回液肥を与えると、球根の太りがよくなります。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク