園芸相談_ニホンサクラソウの花の咲かせ方について

【相談内容】
今年の春にニホンサクラソウの芽を分けて植え、葉はたくさん茂ったが、花が数本しか上がらなかった。
花を必ず咲かせるにはどうしたらよいか?
【相談者】
40代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 一番に考えられるのは、去年の肥培管理が十分でなかったために、芽が花をつけるだけの大きさに育っていなかったということです。ニホンサクラソウは、4月中旬~5月上旬に花を咲かせますが、実は、開花後の管理が翌年の花つきを大きく左右します。
 ニホンサクラソウで忘れてはならないのが、花後の増し土とお礼肥です。花が咲き終わったら花茎を切り取り、葉を片手で押さえて、鉢土の上に静かに土を入れます。一度にたくさん入れるより、芽の動き具合を見て2~3度に分けて入れると、より新しい芽がしっかりと育ちます。これと同時に、追肥、お礼肥を行います。薄い液肥を1週間に一度与えるようにします。また、5月も後半には日射しも強まってきますので、ヨシズや寒冷紗などで夏越しする場所を確保しておくとよいでしょう。
 来年の花つきは、いかに花後に葉を長持ちさせるかですから、増し土、追肥のみならず、アブラムシ、ハダニなどの被害を防ぎ、できるだけ元気な葉を長く残すようにしましょう。そのためにも、風通しのよい環境で育てることが重要です。

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