園芸相談_錦糸南天のとり木について

【相談内容】
錦糸南天のとり木をしたいが、いつどのように行ったらよいか?
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ナンテンの中でも錦糸南天は葉が細く、全体にやさしい雰囲気で、実を楽しむナンテンとはまた違った持ち味の植物です。江戸期に流行したヤブコウジ、イワヒバ、オモトなどと同様、古典園芸植物のひとつです。
 増殖は主に挿し木、接ぎ木、とり木ができます。いずれも4~6月頃が適期で、とり木の場合は環状はく皮か、切り込みを入れて行います。環状はく皮は、とり木にする枝の1.5倍くらいの幅に上下に切れ込みを入れ、その間の樹皮と形成層を削り取ります。切り込みの場合、幹の皮、形成層、さらに材のところまで達するななめの切れ込みを数ヶ所に入れてそこに小石などをはさみ、くっつかないようにして、その外側にぬらしたミズゴケをしぼってお団子状にして周囲にまき、さらに上からビニルやポリエチレンでおおい、キャンディーのように上下をひもや針金で固定し、湿り気のある状態にしておきます。
 だいたい半年くらい、春に行ったものは秋には十分に発根しますので、下を切り離して鉢上げします。

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