園芸相談_スイートピーのツボミが出てこない

【相談内容】
去年の秋にタネをまいて育てたスイートピーがかなり伸びて大きくなっているが、まだツボミが見えてこない。どうしてか?
プランターに支柱をして、誘引して育てている。
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 お話によると、苗を作ってプランターに植えた際、植え込みの土にたくさん堆肥を混ぜて、しかもその他に肥料も与えているとのこと。また、堆肥そのものにケイフン、骨粉、油粕、石灰チッ素など、多くの肥料成分を含んだものを使っているとのこと。かなり多肥で栽培されていることがうかがえます。
 一般にマメ科の植物は、根に根粒菌を共生させていて、空気中のチッ素を固定できるようになっています。他の植物に比べて、やせた土壌でも十分に生育できるのです。それなのに多肥にしては、過繁茂となって栄養生長に偏り、花つき(生殖生長)が阻害されている状態というのが現状でしょう。
 今後、肥料は一切与えないで育てるのと、根からのチッ素の吸収を阻害するために、根を数ヶ所切ってみるとよいでしょう。さらに、伸びているツルを一度支柱からはずし、全体を横になるように誘引し直すと花芽がつきやすくなります。

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