園芸相談_ゲラニウムの育て方について

【相談内容】
宿根草の花壇に今年はゲラニウムの品種を集めて植えたいと思うが、育て方の注意点やおすすめの品種があったら教えてほしい。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ゲラニウムは、フウロソウ科フウロソウ属の植物で、日本にもさまざまな高山性のフウロソウや、薬草として名高いゲンノショウコなどの仲間が分布しています。多くは多年草ですが、アフリカなどに分布するものは根茎が多肉化したり、小さな木になるものもあります。
 一般に、イングリッシュガーデンの宿根草のボーダーには欠かせない植物のひとつで、海外のガーデンでも必ず植えられているアイテムです。もともと原種が世界中に400種ほどもある大きなグループなので、ロックガーデンなどでは多くの原種が育てられています。その中のいくつかの強健なものは多くの園芸種を発達させて、カタログには毎年新しい品種が登場しています。
 初心者の方が入門として栽培するなら、プラテンセ‘ジョンソンズブルー’、サンギネウム(赤紫・白・ピンクなど)、ファエウム(濃紫黒色小輪)などがよいでしょう。最新の品種は白八重のダブルジュエル、白に紫黒色の‘サロメ’など、異色のものがあります。斑入りとなる品種も多いので、カラーリーフとしての楽しみ方も可能です。
 ゲラニウムの品種はまとめて植えておくと雑種ができやすく、また、タネははじけて遠くへ飛びやすいので、タネとりは袋をかけて行います。植付けは日当りのよい、水はけのよいところに植えます。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク