園芸相談_夕顔(ヨルガオ)のタネまきについて

【相談内容】
夕顔(ヨルガオ)のタネを去年取って保管しているが、いつ頃どうやってまいたらよいか?
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (いわき市フラワーセンター園芸アドバイザー)
 一般に“夕顔”と呼ばれる植物は2つあり、一方はウリ科のユウガオ、カンピョウの原料になるトウガンに似た植物で、カボチャの花を白くしたような花が咲きます。本来のユウガオはこちらを指します。
 もうひとつのユウガオは、アサガオなどと同じヒルガオ科の植物で、マルバアサガオのようなハート型の葉をもつツル性の草本で、夕方になると大きな白い花を咲かせます。一般の方がユウガオもしくは白花ユウガオと呼んでいるのはこちらのものです。本来は夜顔(ヨルガオ)、または夜会草(ヤカイソウ)という名の植物です。
 育て方はアサガオなどに準じますが、発芽にちょっとコツがいります。原産地が熱帯アメリカですので、発芽適温が高いこと(25℃)と、アサガオと同じ硬実種子(皮が硬い)なので、種皮にナイフなどで小さな傷をつけるか、コンクリートの上でこすって種皮をうすくするかなど、吸水しやすいように前処理し、一晩くらいぬるま湯につけておくと発芽がスムーズになります。
 販売されている種子の中には、種皮をあらかじめ酸などで処理をして、すでに吸水しやすい状態になっているのもありますので、こちらのタイプは普通のタネと同じようにまいて下さい。水に浸漬すると腐ってしまうことがあります。

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