園芸相談_カボチャ(くり坊)の育て方について

【相談内容】
カボチャの“くり坊”という、小型のおいしいカボチャを毎年作っているが、つるが伸びる割に実つきが遅く、しかも収量も少ない。
よその畑では同じ時期に植えても早く成るようだが、肥料などにコツがあるのか?
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 お話では、畑にはケイフンを主に入れて、さらに石灰チッ素もまいているとのことなので、チッ素過多になって栄養生長が盛んになり、実つきが遅れていると思われます。
 解決策としては、ケイフンの量を減らして堆肥などの有機質を多く投入し、石灰も、石灰チッ素を使わず、苦土石灰に替えて土作りをしてみるとよいでしょう。毎年チッ素を多く投入していると実がつきにくいだけでなく、病気や虫の発生が多くなったり、ミネラルの欠乏などで生理障害が出やすくなります。特に、果菜類ではリン酸が必要とされますので、骨粉や魚粉などのリン酸の多い肥料をプラスするとよいでしょう。
 また、元肥を少なくして、生長の具合を見ながら追肥で育てていく方がコントロールしやすくなりますので、作付け前の土作りでは施肥より土壌改良に力を入れて、さらにミネラルも補給するよう工夫してみて下さい。
 カキガラ・カニガラ・海藻なども使うと健康でおいしい野菜が作れます。

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