園芸相談_プリムラ(ジュリアン)は宿根草なのか

【相談内容】
花壇苗として売られているジュリアンは宿根草なのか?
いつも1年で消えてしまいます。
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ジュリアンは、プリムラのポリアンサスと、原種で寒さに強いジュリエを交配して作った品種群で、小輪多花性で寒さに強いという、ちょうどパンジーとビオラのような関係にあるサクラソウの園芸種です。
 ポリアンサスもジュリエも本来宿根草ですが、品種改良の過程でできるだけタネから早く咲くように改良が進められた結果、宿根草ではあるのですが、やや短命な植物になっています。もちろん育て方でも、夏越しの成功率は異なってきます。つまり、プリムラ・サクラソウの仲間は、毎年植え替え・株分けなどで常に株を若返らせる育て方をしないと非常に腐りやすくなり、梅雨時や盛夏の、プリムラにとって苦手な季節に腐りやすくなります。
 市販のポット苗を買ったら、まず1~2回り大きい鉢に植え広げて、新根と新芽の育つスペースを作ってあげます。春の花の後にさらに増し土をすることにより、新根の発生がよくなり、腐りにくい丈夫な株になります。株分け・植え替えは、9月の涼しくなりはじめた頃に行います。また、花後は花がらをつみ、5月いっぱいくらいはうすい液肥をかけて株を育てると大株にすることができます。

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