園芸相談_ルピナスを群生して咲かせたい

【相談内容】
ルピナスが好きで、毎年のようにタネをまいたり苗を買ったりして植えているが、いつも花のあとに腐って消えてしまう。
どうしたら信州や北海道のように群生して咲かせられるか?
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 風当たりの強いところなので、秋にタネをまくと苗が冬の間に北風で痛んで、ダメになってしまうとのこと。
 もともとルピナスは、北米、南欧、南米などが原産のマメ科の1年草~多年草で、品種により完全な1年草であるキバナルピナス、青い花のカサバルピナスと、高冷地では宿根草として美しく咲き誇るラッセルルピナスが、日本で主に栽培されているものです。
 お話のルピナスはラッセルルピナスのことと思われます。長大で、虹のような多彩な花色をもつ美しいルピナスですが、夏に高温多湿となる本州の太平洋岸では、花は咲いても夏に腐ってしまうことが多く、毎年群生させて咲かせるのは難しいものです。
 そこで、いっそのこと1年草と割り切って、毎年タネから育ててみてはいかがでしょうか?
 タネまきは秋涼しくなってくる9月下旬~10月頃で、直根性で移植を嫌うので、ポットまきとして無加温フレームなどで育苗するとよいでしょう。設備がない場合は南側の軒下などの日当たりのよいところで、強い霜はさけるようにします。
 植えつけ場所は、耕度の深い水はけのよいところで、ゆるやかな斜面などだとよく育ちます。十分に有機質を入れ、苦土石灰などで酸性を中和し、チッ素過多とならないよう育てます。
苗は、3月の中旬頃に地植えするとよく育ち、たくさんの花を見られます。

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