園芸相談_ナツズイセンの花が咲かない

【相談内容】
庭に何十年も植え放しになっているナツズイセンが、このごろ葉だけ茂るが花が咲かなくなっている。どうしてか?
もう一度花を咲かせる方法はあるか?
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ナツズイセンはヒガンバナ科の植物で、ヒガンバナ、キツネノカミソリ、ショウキランなどと同じリコリス属の球根植物です。もともと雑種起源で中国から渡来し、野生化したものと言われ、タネはできません。
 球根の分球によって増殖しますが、同じところに10年以上も植え放しにしていると、分球により球根が小球ばかりとなり、花が咲きにくくなります。葉が枯れる頃掘り上げ、球根を何個かずつ分けて、新しい土にやや深植え(球根の上10cmくらい土がかぶさるよう)にして植えます。浅植えすると分球しやすくなり、花つきが悪くなります。
 また、肥料は、花つきをよくするためにチッ素の少ないリン酸、カリ分の多いものを与えるとより効果的です。植え替えは、夏前の葉の枯れているときにはいつでもできますが、場所がわからなくなりやすいので、枯れた直後に行う方がオススメです。
 土壌条件はかなり適応が広いですが、できるだけ水はけよく、日当たりで適度の湿り気のあるところ、落葉樹の下などが理想的です。

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