園芸相談_クリスマスローズの病気について

【相談内容】
クリスマスローズの開花鉢の花柄についている葉に、黒いシミのようなものがついているが、これはブラックデスなのか?
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 クリスマスローズにおけるブラックデス、その名も黒死病は、ウイルスによる病気で、一度発生すると直す方法のない恐ろしい病気です。葉や花が真っ黒なシミのようなものが葉脈などに沿って発生し、全体に及びます。ただちにブラックデスかどうかは判断はつきませんが、怪しい株であるということで、他の株と離しておかれるのと、必ず古葉切りなどのハサミを消毒して使うようにして下さい。
 似たような症状で黒斑細菌病というのもありますので、まずは病斑部が一部であればそこを切除し、殺菌剤(バクテリア用)のものを散布しておいて下さい。それでもさらに、花やこれから出る新葉全てに広がるときには、ブラックデスに間違いありませんので、株・土ごと捨てるようにします。その株を切ったりした刃物は、レンテミンやビストロンなどの原液に刃物を5分くらい浸漬してから他の株に使うようにします。
 ブラックデスの感染を防ぐには、媒介するアブラムシやスリップスなどの吸汁性の害虫を防除するのと、必ず1株ごとにハサミや刃物をウイルス予防薬で消毒して使うことです。八重や珍しい株などは忘れずに行うようにして下さい。

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