園芸相談_ルピナスの育て方について

【相談内容】
知り合いから、花がきれいだからとタネをゆずってもらい、タネをまいて苗になっているが、どんな花が咲くのかわからない。
名前と育て方を教えてほしい。
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ホンコンカポックのような、鋸歯のない丸味のある掌状複葉で、全体に柔らかなうぶ毛が生えています。子葉は厚みのある丸い葉で、北米原産のマメ科のルピナスの仲間に間違いありません。
 ルピナスは、花の咲き方から別名“登り藤”とも呼ばれ、小さなマメ型の花が大きな穂になって、高さ30~50cmにも達します。信州や北海道などの夏の涼しい高冷地では、赤・ピンク・紫・オレンジなどの、虹のような長大な花穂が大面積で花開く様子は、それはそれは見事な眺めです。
 本来宿根草ではあるのですが、日本のような夏の高温多湿なところでは一部の冷涼地を除き、秋まきの一年草として扱います。お持ちになったポット苗は、本葉が4~5枚出たところで、無過湿のフレームで管理されているとのこと。ルピナスはもともと寒さには強い植物ですが、極端に凍らせると小さな苗では根が切れて傷ついたりするので、しばらくは霜に当てずに育てて、3月に入る頃からは外で寒さに慣らし、3月下旬頃までに花壇やプランターに植えつけると良いでしょう。
 タネが大量に手に入る場合には、露地に直まきで育てます。5月の中下旬頃から花を楽しむことができます。

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