園芸相談_シャコバサボテンについて

【相談内容】
30年来育てて大株にしていたシャコバサボテンを数日前、外に出して水やりし、夜取り込むのを忘れて次の朝見たら透きとおるように凍ってしまっていた。
もう助からないか?
【相談者】
70代以上 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 サボテンの仲間は、いくつかのグループに分けられますが、シャコバサボテンや月下美人、クジャクサボテンなどの茎がコンブのようになるものは、森林性の着生サボテンの仲間です。西部劇などの砂漠の柱サボテンやウチワサボテンと異なり、生育期には十分な水やりが必要ですが、休眠期にはほとんど水をやらなくても空中湿度が十分なら枯れることはありません。寒冷地でクジャクサボテンなどを育てる方の中には、鉢から抜いて新聞紙などにくるんで、縁の下や床下などで冬越しさせる方もいるくらいです。
 お話のように、十分な水やりをしたあと凍らせると、地上部だけでなく、根や地際の茎まで全て凍らせてしまい、再生できなくなることがありますので、水やりをしたら必ず室内で凍らせないよう保温することを忘れてはなりません。今回、その最も注意しなければならないことを忘れてしまった訳ですので、再生の望みはかなり低いと思って下さい。ただし、大株であればもしかするとどこか一部分は生き残ったところがあるかも知れませんので、トロトロになってしまったところは切り取り、春までできるだけ暖かなところで管理し、芽の吹いているところがあればそこを取り出して、その大きさに合った鉢に植え替えるようにします。

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