園芸相談_腐葉土にカビが生えてしまった

【相談内容】
落ち葉を集めて米ヌカと積んで腐葉土をつくろうとして、その中に虫除けになると聞いたのでミカンの皮を入れたらカビが生えてしまった。
このまま入れておいて大丈夫か?
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 カビは、元々空気や土など、どこにでも胞子が漂っていますので、適度な水分、湿度、栄養さえあればどこでも発生します。
 ただし、直接食べたり吸い込んだりしなければ、通常、植物にとっても人間にとっても害になるほどではありません。たぶん、ちょっと気持ち悪い程度と思いますので、そこを取り除けば大丈夫だと思います。本来、堆肥としての醗酵が正常に進めば、湯気が出るくらい高温になりますので、普通のカビなどは発生はしません。
 どんなところで作るかにもよりますが、一番簡単なのはゴミ袋の中に軽くぬらした落ち葉を摘めておき、ときどき上下をひっくり返す方法です。
 冬は気温が低いので時間はしばらくかかりますが、春ごろまでには腐葉土になっています。醗酵を早めるには、林の土などを一緒に混ぜておくと良いでしょう。もちろん、肥効を高めるには、米ヌカ、油カス、骨粉などを混ぜると堆肥になりますし、さらに醗酵を早めるには市販のボカシ肥のタネを混ぜると良いでしょう。
 落ち葉はクヌギ、コナラなどの落葉広葉樹またはカシ、ツバキの常緑広葉樹がおすすめです。サクラやモミジは葉が軟らかくてすぐもろもろになりやすく、土の中でのカサ高を保つ効果が少なくなります。常緑樹は時間はかかりますが、長持ちする腐葉土になります。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク