園芸相談_バラのタネまきについて

【相談内容】
去年、庭のバラの実を試しにタネをとってまいてみたら今年花が咲いた。
今年もタネをまこうと思っているが、失敗しないコツを教えてほしい。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 去年は冗談でタネをまいたら、芽が出て花が咲き、あまりのうれしさとおどろきで今年もタネをまこうと思っているとのこと。
 まず、タネまきの基本は、赤~オレンジに熟した実を割って、中に入っているタネを取り出します。タネの中には未熟のシイナも混じっていますので、十分に硬くてしっかりとしたタネを選び、まきます。まき時は12~1月で、最も寒い時期に水で湿らせた状態で1ヵ月以上凍ったり溶けたりをくり返させることが必要です。
 土は赤玉土小粒や市販の園芸の土などで、あまり肥料分の入っていないものならOKです。庭の土などは病害虫や雑草のタネなど、トラブルの素ととなるので使いません。また、深さは1cmくらいの深さとし、凍ってもちあげられないよう、表面に腐葉土や落ち葉を敷いておくと良いでしょう。さらに、水やりを忘れないよう、庭のすみの半日陰で湿り気のあるところに鉢ごと埋めておくと手間が省けます。
 芽が出るのは3月の中旬くらいから順に出てきて、本葉が3~5枚で初花が5~6月に咲きます。花の色、形は1年間は不安定で、2年目以降に本来の大人の花が咲くという形になりやすいです。また、四季咲きのものは1年目で咲きますが、原種オールドローズ、ツルバラなどは2~3年目にならないと花のみられないものもあります。
いずれにせよ、世界でたったひとつの花ですので、大事に育ててみて下さい。

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