園芸相談_フクロユキノシタの手入れについて

【相談内容】
春に購入した食虫植物のフクロユキノシタが夏に腐ってしまい、その中の芽がひとつだけ生き残っていた。
このあとの手入れはどうしたらよいか。
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 フクロユキノシタは、一科一属一種の大変珍しい植物で、食虫マニアなら1鉢は持っていたい、マストな植物です。ただし、原産地の西オーストラリアの湿地は、夏はあまり高温にならず、冬は凍らない程度というデリケートな環境で、しかも湿地ゆえの貧栄養状態の酸性土と、日本の平地でこれを再現するのは大変難しい環境です。冬越しは温度を維持すればそれほど困難ではありませんが、大半は夏越しに失敗して枯らすのが多いようです。
 枯れた中に生き残っていた芽がある場合は、涼しくなったら即、ひとまわり小さい鉢に腐った部分を取り除き、植え替えます。培養土は、ミズゴケ単用か、ピートモスに硬質鹿沼や軽石を混ぜたものがよいでしょう。お話では、植え替えはすでにお済みとのことなので、冬越しは水やりを控え気味にして凍らせないように育てます。もちろん、肥料は与えません。
 春、お彼岸頃から徐々に水やりをふやして、通常の管理とし、芽が動きはじめたらうすい液肥を与えます。

カテゴリー: 園芸相談 タグ: パーマリンク