園芸相談_ユリを鉢で育てる際の注意点について

【相談内容】
庭植えのユリのカサブランカを数年経って堀り上げたら球根が分球していて、2つに割ったが、今年は鉢に植えたいと思う。
鉢植えの注意点を教えてほしい。
【相談者】
60代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 まず、ユリの仲間全般についての注意点をいくつか挙げると、ユリはチューリップやスイセンのように外皮をもたない球根なので、強く乾かしてしまうと弱ってしまいますので、堀り上げたらすぐ植えるか、乾かないよう根ごと湿った川砂、オガクズ、ピートモスなどに入れて乾燥させないよう保存しておくことが第一点です。
 次に、球根は通常の球根のように、下からだけ根を出すのではなく、球根の上の土中に入っている茎の途中から上根(吸収根)を出しますので、球根の太りをよくするには深植えとし、この上根を十分に確保することが必要です。庭ではもちろん、鉢では特に深鉢を用意して、球根の上に15cmくらい土がかかるよう深植えとしてください。土は水はけ水もちよく、腐植質が3割ほど混ざったものがよいでしょう。
 肥料はマグァンプKや球根用肥料などの土に直接混ぜられるものか、通常の花用化成肥料なら、土の上に置肥として与えるようにします。新芽が伸び出してきたら液肥を追肥として与えると、さらに茎が太く長く、大輪の花を楽しめます。

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