園芸相談_盆栽のサンザシについて

【相談内容】
盆栽のサンザシが花は咲くのに実が少ししかつかない。
どうしたらよいか?
【相談者】
70代以上 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 サンザシはバラ科の落葉高木で、主に花を楽しむベニバナセイヨウサンザシや、中国で栽培され、実を楽しむ中国大実サンザシなどが知られています。日本でもヤブサンザシなどの仲間はありますが、あまり利用はされていません。
 庭木や盆栽にされるのは主にセイヨウサンザシで、中国大実サンザシは最近、健康果樹として動脈硬化症などを予防する効果があると言われています。中国のおみやげで、ピンク色の甘酸っぱい小さなおせんべいのような形をしているのが、サンザシで作られたお菓子です。ヨーロッパでは、春5月に白い花をたくさんつけることから、メイフラワーと呼ばれています。畑と畑の間の垣根に自然に生えているものが利用されています。
 おたずねの実つきの悪さは、花が咲いていて実がつかないとのことなので、サンザシの多くは自家受粉なので一本でも実はつきますが、訪花昆虫がいないと実がつきにくくなりますので、耳かきの上のふわふわしたところを花にくっつけて、くすぐるようにしてあげると花粉がついて実つきがよくなると思われます。また、開花の前後に肥料をたくさん与えると、実止まりが悪く、効果が落ちやすくなりますので、肥料は寒肥を中心に与えるようにします。

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