園芸相談_スイセンの花色について

【相談内容】
スイセンの球根がホームセンターで売られ始めているが、以前ピンク水仙として買った球根が咲いたら、ピンクというよりうすいオレンジ色だった。
ピンク水仙といってもそのくらいの色なのか?
【相談者】
60代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 青バラがうすい紫がかった藤色であったり、黒いチューリップが濃い紫色であったり、とかく花の色の形容は一般の絵の具の色とは異なり、その花その花、独自の基準があるのは確かです。特に、前出のように本来、その花にない色においてはちょっと青みが強いと青と言ったり、濃い色だと黒と言ったり、独特の形容のしかたがあるのです。
 スイセンにおいても、原種については白と黄色のみで、わずかに口紅スイセン(ポエティクス)に赤みのあるオレンジが中心の副冠に入っています。そこからすると、うすいオレンジやアプリコットがいわゆるピンクスイセンと称されることは許されることと思われます。ただし、スイセン以外の花の常識からするとピンクには程遠いことは否めませんが、ほかのピンクスイセンもほとんど、純粋なピンクはなく、淡いサーモンかアプリコットが主流ですので、違う品種をお求めになっても、本当のピンクの花は咲かないと思っていただいた方がよいでしょう。また、販売時の写真にはよりピンク色に見えるよう、明らかな加工があるので注意が必要です。

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