園芸相談_ユリの球根の掘り上げについて

【相談内容】
ユリの花のあとの掘り上げ方について教えてほしい。
【相談者】
50代 女性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 ユリは、秋植え球根植物の中ではやや育て方が他の仲間とは異なります。一番は、球根に皮がついていないため、乾燥に弱いのと、休眠時でも根が生きているため、完全に乾かして保存ができないという点です。つまり、チューリップやスイセンのように完全に球根だけでは売られていないで、通常は根のついた状態で、しかもオガクズの中やバーミキュライトの中で、適度な湿り気をもたせて保管、販売されるのです。
 もちろん、家庭で栽培するときも同じで、他の球根のように掘り上げて乾燥させて保存はできません。通常植え替えをする必要のないときはそのまま植えっ放しにするのが最もよく、球根が増えたのを分球したり、植え広げる際も掘り上げと同時に植え込んで乾かさないようにします。
 また、もうひとつ他の球根と大きく異なるのは、球根の下からだけでなく、上につく地中の茎の部分からも根を出すことです。球根の下の根は支持根で、上の根は水や養分の吸収根と言われています。ですからユリは、深植えが基本となります。球根の上に最低でも15cmくらい土がかかるようにします。

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