園芸相談_チューベローズの育て方について

【相談内容】
チューベローズの花を自分で咲かせたくて、去年は早植えして芽が出なかったが、今年はうまくいって、今ツボミがふくらんできている。
このあと来年花を咲かせるための育て方と、球根の堀り上げ、保存のしかたを教えてほしい。
【相談者】
50代 男性


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 チューベローズは、中米原産リュウゼツラン科の春植え夏咲き球根で、ポリアンテスチューベローズといい、よく夜来香と混同されますが、こちらは月下香で、夜に香水のような強い甘い香りを漂わせることで知られています。本来の夜来香はガガイモ科のツル植物で、もっと地味な花です。
 一般に栽培されているのは園芸種で八重咲きになったもので、特に切花としての流通が多いようです。最近香りのある花の人気が高まり、球根が春にホームセンターなどでも売られるようになりました。ただし売り出される時期は、まだ温度が低く、すぐに植えると芽が出ないまま腐ってしまうことがあります。一度ポリ袋などで鉢植えしたものを30℃以上40℃未満くらいで高温処理をすると、芽を出し生長が始まりますので、早植えする場合には処理することが必要です。そのまま植えて生長が始まるのは5月の連休明け頃からで、もちろん日当たりのよい温度の高くなるところで管理します。
 開花後の手入れは、もし切花とする場合には葉を半分以上残して光合成量を確保し、うすい液肥を秋から枯れ始めるまで10日に1度くらい与え、球根の肥大を促します。全体が黄色くなったら掘り下げて、室内の暖かな場所で凍らせないよう保存するか、鉢ごと乾かして春まで保存します。

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