園芸相談_クリスマスローズのタネ

【相談内容】
クリスマスローズのタネをとりたいが、いつ頃とったらよいか?
サヤがふくらんできているが、いつも気がつくと落ちてしまう。


【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)
 クリスマスローズは、子房がふくらむとちょうどマメのサヤのようになり、熟すとさけて中のタネが株元に落ちてしまいます。さらにアリが運んでしまうため、落ちた直後でも拾い集めるのは困難です。
 そこで、落ちる前に十分にサヤがふくらんで、まだ鮮やかな緑色のうちにタネが落ちないように袋かけをしておきます。一番適しているのは、お茶を入れる不織布のパックで、花が大きく入りにくいときは、がく弁を少しむしりとって入れておくとよいでしょう。こうすると、タネが落ちても、どの株のものかすぐわかり集めるのも楽です。
 注意したいのは1株あたりタネをつける個数です。まだ花茎が1~2本の株では、せいぜい1~2花分とし、他のものは早い目に子房のみでもむしりとっておきます。交配したものは、花粉親がわかるようしっかりと記録を残しておきます。自然にタネがついたり自家受粉のものは、母親の株がわかるようにしておきます。
 保存は、タネをサヤから出したら、パックに入れて、大きな鉢プランターに赤玉土を入れた中に埋めて、10月まで半日陰で保存するか、ベンレートに浸潰した上で、ビニール袋に入れて野菜室で低温保存するかします。とり出して9月下旬~10月にまきます。乾かすと発葉率が落ちますので注意してください。

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