秋の保存樹木樹林見学会が開催されました

財団法人いわき市公園緑地観光公社では、緑化推進事業の一環として、かけがえのない緑を守り次の世代へ伝えていくことを目的に、いわき市指定保存樹木・樹林の見学会を実施しています。
春に続いてたくさんの方々に参加いただいた今回は、「紅葉と、まちなかの緑」と題し、平・内郷・好間地区の樹木・樹林を見学しました。


■ 見学会の様子
























● 平上荒川のスギ (保存樹木No.90) 
平上荒川のスギ平上荒川のスギ
まず最初に平上荒川にあるスギを見学。朝から小雨が降るあいにくの天候とはなりましたが、今回もたくさんの皆様に参加いただきました。今回の見学会もいわき市フラワーセンター顧問である古内榮一先生、尾島将司先生のお二人に講師を務めていただきました。
  
● 内郷綴町、北郷童観音堂のシイ・カシ林 (保存樹林No.22)
北郷観音堂のシイ・カシ林北郷童観音堂のシイ・カシ林
バス車内から内郷御厩町のイチョウ(樹木No.61)を見学したあと、綴町北郷童観音堂のシイ・カシ林を見学。先生からは植生遷移についての説明がありました。この森は、サクラの季節も綺麗だそうで、春にもまた訪れてみたい場所です。
  
● 好間町川中子、愛宕神社のイチョウ(保存樹木No.83、84) 
好間、愛宕神社のイチョウ好間、愛宕神社のイチョウ
愛宕神社の境内に大きくそびえ立つ2本のイチョウの木。葉はまだ緑色が残り、色付き始めた程度でした。現在では薬用木としても栽培されているイチョウ。その性質と果実の構造などについて先生から説明があり、、参加者の皆さんは熱心に聞きいっていました。
  
● 平幕ノ内、朝日観音のヒイラギ (樹木No.73) 
平、朝日観音のヒイラギ平、朝日観音のヒイラギ
平商業高校近くにある朝日観音のヒイラギ。お堂の陰に隠れた場所にヒイラギの木がありました。初めて訪れた人にはちょっと分かりづらいかもしれません。ヒイラギは暖温帯の常緑広葉樹で、自生のものでは北限といわれています。先生のお話では、いわき沖が暖流と寒流のちょうどぶつかるところであることも関係しているそうです。
 
● 内郷高野町、高野鹿島神社のクスノキ (樹木No.89) 
高野鹿島神社のクスノキ高野鹿島神社のクスノキ高野鹿島神社のクスノキ
樹高30mを超え、真っ直ぐに伸びるクスノキに参加者の皆さんもびっくり。クスノキは船舶材として用いられるなど耐朽性があります。これだけ大きく育つのには、高野町の肥沃な土壌も影響しているとか。
  
● 平下神谷、花園神社のヒイラギ (樹木No.29) シイ・カシ林 (樹林No.1) 
高野鹿島神社のクスノキ辺栗トンネル遊歩道
最後の見学地である平下神谷の花園神社へ。下神谷にあるシイ・カシ林は、近年住宅地が増加している神谷地区の貴重な緑です。花園神社の境内は鬱蒼と生い茂る樹木に囲まれ、その中に保存樹木のヒイラギがあります。
  

財団法人いわき市公園緑地観光公社では来年度も保存樹木・樹林見学会の実施を予定しております。
内容・日程等決まりましたら、ホームページ等でお知らせいたします。

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